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ASUS EeeBook X205TAにLinuxインストール(1) ~インストール前に~

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ノートPC「ASUS EeeBook X205TA」にLinux(Ubuntu)をインストールする方法です。
個人的に試した方法ですが、この記事の手順を用いたことによって生じる不都合に一切の責任は取れません。
作業はあくまで自己責任でお願いします。

「ASUS EeeBook X205TA」は3万円前後で購入できる、薄型軽量11インチノートPC。スペックは以下。

EeeBook
EeeBook本体

【スペック】
OS:Windows 8.1 with Bing
CPU:インテル Atom Z3735F
ストレージ:SSD 64GB
メモリ:2GB(DDR5L-1333)
モニタ:11.6型(1366×768ドット/WXGA)
重量:0.98kg

 

 

 

 

 

お察しのとおり完全モバイル用途です。値段相応の性能ながら、持ち運び用としてはかなり優秀かと。

元々Windows8.1がインストールされているものの、Linux環境が推奨されるRubyを勉強したかったのでOSを入れ替え。お金あるなら、LinuxベースであるMacのノートPCが良いかな。

同価格帯の製品として「HP Stream 11」と悩みました。Streamは3万円をやや下回るものの、ストレージが32GBはちょっと不安だったのでEeeBookに決定。あとLinuxをインストールする情報は、EeeBookの方がやや多く見つかる気がしました。

ちなみにEeeBookのメリット、デメリットの総括は以下。

【メリット】
安い
→時期によっては3万円を切る、モバイル用途としては格安
軽い
→0.98kgは片手で持っても楽々な上、アダプタもタブレット用と同サイズ

adaptor
アダプタ

Linuxインストール可能
→幾つか問題(後述)はあるが、概ね開発用として十分なLinux環境を構築できる

【デメリット】
CPU性能が弱め
→価格帯として止む無しと判断
メモリ2GB
→4GBあると良いけど我慢

以下、Linux環境の注意点。
問題は多々ありましたが、開発用としては許容範囲内かなーと思います。

【Linux環境の注意点】

音が出ない(※要注意
→現在(2015/8)時点で最新のカーネル(4.1.0)ではサウンドボードのドライバが適用されていない模様。今後に期待。
英字キーボード配置(※要注意
→キーマップは英字キーボードにしか対応できませんでした。日本語入力は可能。
対応方法があれば教えて欲しい・・・
電源管理が微妙(※要注意
→上蓋を閉じても電源が切れない又は休止状態ではなく電源OFFになる。
(カーネルアップデート前は電源OFFになり、アップデート後は電源が切れない状態)
対応方法あるのかも?
無線LANアダプタ
→現在(2015/8)時点ではインストールしただけでは使用不可能。Linuxのカーネルをアップデートする事で使用可能になります。
今後カーネルがアップデートされたLinuxのISOが配布されればインストールするだけで使用可能になるかも。
無線マウス
→とりあえずデフォルトで使用できるものとできないものがある模様。
近所で購入したiBuffaloの無線マウスがダメだったけど、「ELECOM M-D21DL」は特に何もせず動作した。

【Linuxインストールに必要な機材・環境】
無線LAN通信環境
→Ubuntuインストール時は通信が必要。EeeBookは有線LANコネクタがありません。
無線LAN子機(WLI-UC-GNM)
→EeeBookの内臓無線LANアダプタカーネルアップデートまで使用できないため、Ubuntuインストール時のために別途無線LAN子機が必要。
多分他の子機でも良いと思いますが、とりあえず「WLI-UC-GNM」はドライバ不要で使えました。
1000円しないぐらい。近所の電気店で購入。通販でもOK。
・USBメモリ(8GB以上)
→EeeBook内のWindows8.1バックアップ用
・USBメモリ(2GB以上)
→Linux(Ubuntu)インストール用

長くなったので、手順は後日・・・

インストール作業へ

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