USB環境やアプリをインストールしたくないPCで、WEBアプリを作ろうとする時に便利なXAMPPポータブルのポートエラーの話です。
普段それほど使わないので、数年ぶりに使うと対応を忘れていることがあるので備忘のために記事を残します。
XAMPPはTomcat、Apache、MySQLが動くとても便利なツールです。
特にポータブル版はUSBに入れて持ち歩いたり、PCにインストールせずにファイル解凍&実行だけで利用できる優れものなので、時折利用させて頂いています。
使い方は、ZIPを解答して展開されるファイル「xampp-control.exe」を起動すると操作パネルがタスクバーに常駐するので、起動したいアプリをStart/Stopするだけです。操作パネルはタスクバーから右クリックで終了できます。
ApachはStartボタンを押しても無反応、MySQLはポートエラー、Tomcatだけは何故か起動します。
Error: MySQL Shutdown unexpectedly. This may be due to a blocked port, missing dependencies,
エラーメッセージはポートエラーとなっています。
メッセージ通り他のアプリと使用ポートが重複している可能性もありますが、大抵の場合は「setup_xampp.bat」の実行忘れです。
ドライブレター(CドライブやDドライブなど)直下に解凍した場合は問題ないのですが、その中のフォルダ内に解凍した場合はパスを教えてあげる必要があります。細かく内部のログを追いかけるとパスエラーが見つかるのですが、なぜかXAMPPポータブルの操作パネルにはポートブロックのエラーが出る不思議。。。
原因を見付けるのに苦労するので、注意しましょう。